会社設立サポートを依頼する先の選び方 — 弁護士事務所とコンサル会社の違い

会社設立サポートを依頼する先の選び方 — 弁護士事務所とコンサル会社の違い ベトナム進出をお考えの方へ。会社設立のサポートを依頼する際、「弁護士事務所」と「コンサルティング会社」のどちらを選ぶべきか迷っていませんか?本記事では、両者の業務範囲と法的な違いをわかりやすく比較し、法務・税務・コンプライアンスの観点から最適な選び方を解説します。 ※無断で複製、転載、転用、改変等の二次利用をご遠慮いただきますようお願いいたします。 BETOMO(ベトモ)は、ベトナムで活動する日系企業向けに、法務・会計・人事・バックオフィス業務をワンストップで支援するBPOプラットフォームです。経験豊富な専門チームが、煩雑な管理業務を包括的に代行し、貴社が本業と事業成長に専念できる環境づくりをサポートします。 ▶ BETOMOについて詳しく見る 目次 01 – ベトナムにおける法律事務所の業務範囲と特徴02 – コンサルティング会社の業務範囲と注意点03 – 会社設立を依頼するならどちらが最適か 01 – ベトナムにおける法律事務所の業務範囲と特徴 1-1 弁護士資格と他国との違い 日本では弁護士・司法書士・行政書士・社労士など分業されていますが、ベトナムではこれらをすべて弁護士(法律事務所)が担います。→ つまり法律関連業務は弁護士に限られるという建付けです。 ベトナムの弁護士 = 日本の弁護士 + 司法書士 + 行政書士 + 社労士 + 海事代理士 1-2 業務範囲(弁護士法第22条) ⚠️ これらは弁護士資格(法律業務証明書)を持つ者のみが合法的に行えます。 1-3 弁護士の活動形態(弁護士法第23条) 02 – コンサルティング会社の業務範囲と注意点 2-1 業務範囲(7020:経営コンサルティング業) 📌 できない業務(禁止) 2-2 業務範囲を超えた場合のリスク コンサル会社が法的サービス(会社設立手続、契約書作成等)を行うことは違法とされ、行政処分の対象です。 違反内容 罰金 所属企業以外に弁護士が法的サービス提供 7,000,000〜10,000,000 VND […]